どうも、ぷにたま(@raigar)です。
みなさん、女性アイドルが歌う楽曲にはサビと同じくらい、もしかしたらサビよりも重要な部分があるのは知っていますか?
「え?サビが一番じゃないの?」と思う方もいるかもしれませんが、実はサビよりも大事な部分なのが、そう
歌いだし。
いわゆる歌の冒頭部分なんですが、これが曲全体のイメージやインパクトを決定する、またその曲が売れるか左右する、と言っても過言ではないんです。
特に、WACKでは、ユニゾンで歌うことが無く、BiSHのメンバーそれぞれが個性的な歌声や声質を持っているので、楽曲に合ったメンバーが歌い出しを担当することが多いのかなと思います。
そこで、今回は、BiSHの歌い出しランキングを作ってみたので、紹介していきたいと思います。
※集計対象の楽曲は、アルバム収録の全楽曲(Brand-new idol SHiT~CARROTS and STiCKS)とシングル表題曲(配信限定を含み、カップリングは除く)の75曲としました。
第7位 ハシヤスメ・アツコ
第7位は、メガネ担当兼コント担当ことハシヤスメ・アツコです。
涼しげで落ち着いた、大人っぽい歌声が特徴ですが、
残念ながら、今のところハシヤスメの歌い出し楽曲はありませんでした。
クセの強いボーカルが多いBiSHでは、最も盛り上がる大サビの前に配置されたり、歌い出しの次のパートや2番を担当することが多い印象がありますよね。
楽曲にどっしりと落ち着きをあたえて、サビの盛り上がりをより際立たせています。
ライブパフォーマンスでは男前なシャウトも聴かせてくれるハシヤスメの存在は、オーディエンスをカタルシス感ある大サビへと引き上げていく役割も担う、縁の下の力持ちなんですよね。
でもやっぱり、
メインディッシュになりたーーーい!!!
第6位 ハグ・ミィ
第6位は、あぶない熟女担当として、黎明期のBiSHを支えた元メンバーのハグ・ミィです。
作詞を担当した「身勝手あいにーじゅー」、モモコグミカンパニー作詞の「DEAR・・・」の2曲で歌い出しを担当していました。
第5位 リンリン
第5位は、無口担当ことリンリンです。
作詞を担当した「Am I FRENZY??」やアイナ・ジ・エンド作詞の「Hey gate」など、4曲で歌い出しを担当していました。
壊れ物のような危うさや浮遊感のある儚い歌声が魅力的ですよね。
メンバー1の高い音域を持っていたり、エッジの効いたシャウトも出来るので、歌い出しというよりも曲にアクセントを加える役割を担っています。
独創的な髪型やファッション、衝動的なパフォーマンスに目が行きがちですが、
実は、声質的にはアイドルっぽくて、甘い歌声なんだけど、歌い方は真逆っていうギャップが格好良いんですよ。
個人的には、リンリンの声が凄く好きなんですよね。
第4位 アユニ・D
第4位は、僕の妹がこんなに可愛いわけがない担当ことアユニ・Dです。
作詞を担当した「本当本気」やアユニをモデルにモモコグミカンパニーが作詞した「Marionette」、他にも「PAiNT it BLACK」や「遂に死」など、8曲で歌い出しを担当していました。
あどけなくも挑発的な独特の歌声は、良い意味で楽曲をアユニ色に変える力があるんですよね。
また、ソロプロジェクト「PEDRO」としても活躍の幅を広げており、クセのある歌い方も特徴的です。
この歌い方は、実は、アユニ・Dがリスペクトする、チバユウスケ(THEE MICHELLE GUN ELEPHANT、The Birthday)さんや布袋寅泰さんの歌い方を意識しているらしいですよ。
第3位 モモコグミカンパニー
第3位は、あまのじゃく担当ことモモコグミカンパニーです。
作詞を数多く担当しているイメージなので、3位に食いこんでくるのは、結構意外に思う人も多いんじゃないですか?
なんと10曲も歌い出しを担当していました。
・「DA DANCE!!」、「ALL YOU NEED IS LOVE」
・「BUDOKANもしくはTANAMANEGI」、「summertime」
・「FOR HiM」、「JAM」、「Life is beautiful」 ほか
モモコグミカンパニーは、アメトーーク!のBiSH芸人で『人間』と表されるように、特別な歌唱力は無いものの、小柄な可愛さや躍動感、低音で優しい歌声が特徴的ですよね。
だからこそ、BiSHを代表するような名バラード曲の多くで歌い出しを任されてるわけです。
読書家で言葉を大事にしている彼女にしか歌えない等身大な歌があったり、エモい気持ちにさせてくれるバラードがあるのもBiSHの大きな魅力ですよね。

第2位 セントチヒロ・チッチ
第2位は、見た目は真面目、中身は悪女これでも彼氏は2人まで担当ことセントチヒロ・チッチです。
個性的なメンバーの中でのまとめ役であり、アメトーーク!での紹介でも「彼女の状態をみれば、BiSHの状態がわかる」と言われるほど中心的なメンバーだけあり、
3位に大差をつける22曲で歌い出しを担当していました。
・「BiSH‐星が瞬く夜に‐」、「OTNK」、「スパーク」、「サラバかな」
・「生きてて良かったというのなら」「オーケストラ」、「社会のルール」
・「HiDE the BLUE」、「MORE THAN LiKE」、「KiND PEOPLE」
ほか多数
セントチヒロ・チッチは、アイナ・ジエンドとともに、多くのパートを担当するBiSHの大黒柱とも言えるボーカリストです。
BiSHの中では、比較的にオーソドックスな歌声ですが、圧倒的な歌唱力があって、力強く伸びのある歌声が特徴的です。
アイナのパンチの効いたハスキーボイスであったり、他のメンバーの個性的な歌声が活きるのは、チッチの歌声あってのものと言っても過言じゃないですよね。
第1位 アイナ・ジ・エンド
堂々の第1位は、おくりびと担当ことアイナ・ジ・エンドです。
断トツの29曲で歌い出しを担当していました。
・「MONSTERS」、「ぴらぴろ」、「デパーチャーズ」、「beautifulさ」
・「DEADMAN」、「プロミスザスター」「Nothing」
・「GiANT KiLLERS」、「My Landscape」、「stereo future」
・「I am me」、「リズム」、「二人なら」、「TOMORROW」
ほか多数
アイナ・ジエンドは、BiSHの看板ボーカリストであり、何といっても唯一無二なハスキーボイスが大きな特徴ですよね。
アイナの歌声がきっかけで、BiSHに興味を持ったり、好きになったという人も多いんじゃないでしょうか。
ソロシンガーとしても、MY FIRST STORYやジェニーハイと言った有名アーティストの楽曲に参加するなど、アイドルの枠を超えて、その歌唱力は音楽業界屈指なんじゃないかなと思います。
ちなみに
いかがでしたか。
歌い出しは、楽曲の顔と言ってもいいものです。
BiSHでは、メンバーのそれぞれの個性に合わせて、歌い出しが決められています。
やっぱり、メインボーカルを務めるアイナ・ジ・エンドとセントチヒロ・チッチの歌い出しが断然多いですが、それぞれの特徴が上手く生かされているなーって思いましたね。
ちなみに、2016年発売の「KiLLER BiSH」までは、実はセントチヒロ・チッチの歌い出しの方が若干アイナ・ジ・エンドよりも多かったんですが、
2017年発売の「THE GUERRiLLA BiSH」(※このアルバムの歌い出しは、アイナが7曲、チッチが3曲でした)以降は、シングル曲も含めて、アイナ・ジ・エンドの歌い出しが増えてきているんですよね。
2017年と言えば、BiSHが初めてMステに出演し、一躍知名度・人気が上がった時期です。
BiSHの看板として、歌い出しのアイナ・ジ・エンドを増やしたことが、メディア露出や今のブレイクのきっかけとなってるのかもしれませんね。